学校評価

幼保連携型認定こども園 浜分こども園
園長 佐々木 若子

令和5年度 学校評価 分析と総評

雪の少ない冬もそろそろ終わりですね。少しずつ日差しが暖かくなって春を感じさせる陽気になってきました。桜の季節も待ち遠しいですね。さて、今年度はほぼ年間を通して保護者の方の行事参加や参観日を実施出来た事から、学校評価を実施しました。年度末のお忙しい時期で設問数も多い中、ご回答頂き本当に有難うございました。さて、今回皆さんの評価やご意見・ご要望を見ていましたら、大きく3つの課題点があるなと感じました。

1つ目で、一番多かったのは降園時に園庭で遊ぶ子ども達の様子保護者の見守りの様子です。それに付随してお迎えの施錠開錠に伴う保護者確認時の問題もありました。子ども達が夢中になって走り回り、他の保護者や子どもにぶつかりそうになっても、自分の子を見ていなく見守りのない状態で子ども達を遊ばせている点。また、6時過ぎまで遊ばせているため、6時ギリギリのお迎えの方は駐車スペースがなくなっていつも困っている点です。

2つ目は1つ目にも関連しますが保育・教育内容の設問の内容で、保護者の交流出来る場の提供がない旨の評価です。

3つ目は特徴のある教育内容の提供についての評価でした。

一番ご意見の多かった降園後の園庭遊びですが、以前もご意見いただいた内容でもあります。禁止にしてしまうのは簡単ですが、保護者同士の交流の場でもあり、子どもとの触れ合いの場にと整備したものです。使い方のマナーが向上していくために、色々な意見を参考にしながら「降園時の園庭での遊び方について」をお知らせしていこうと思います。規制ではなく、気持ちよく園庭での一時を過ごせるようになって行ければと思います。

2つ目の交流の場の提供は、年齢が小さいクラスほど評価が低かったので年齢によるものもあるかと思います。運動会やキッズフェスタなど予定通りに実施出来れば顔を合わせる機会になったなと思いますが、親子遠足は実施できたもののキッズフェスタは直前の雨で中止となってしまいました。5歳児の思い出保育は保護者が一緒に参加する時間があったりと少し年齢によって差はありますね。R6年度は予定通りの行事の実施と、希望者にはなりますがグループ懇談 (茶話会にアップデート)も復活しようかと考えています。

そして、3つ目の特徴のある保育・教育は園側のPR不足もありますね。病後児保育や産休明けからの乳児保育、医療ケア児対応で3名の看護師を配置している事、通常では配置できない作業療法士を配置しているため乳児の運動発達もアドバイス出来る事、園バスがあるためいつでも園外保育に出かけられること、3歳以上の教育時間には外部講師によるダンスや英語、音楽遊びR6年度から実施)のカリキュラムがある事と、他の園ではないものではないでしょうか。また、浜分小学校区の児童クラブ3か所、萩野小学校区の児童クラブ1か所も運営していて、乳児から小学校卒業までのサポートをしている事等。特徴のある運営をしているというよりは、保護者や地域、なにより子ども達にとって必要とする保育・教育のサービスをフル装備してきました。

内容の充実は日々向上していかなればならないものです。新年度も保育・教育内容のアップデートを怠らず運営していきたいと思います。今後ともご協力をよろしくお願いいたします!

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令和5年度浜分こども園 <学校評価>
全体アンケート結果

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